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2008年11月13日

2008/11/13

閣下、そらむちゃですわ…

 景気対策のために行われる定額給付金だが、とにかくバラまくということだけ決めてあとは自治体に丸投げという、ひどい有様。
市町村からすれば、年度末の忙しい時期に事務量が増え、残業代やら人の確保といった負担がのしかかる。
金を扱う事だけに詐欺やらもらった、もらってないのトラブルやらネコババといった事件も必ず起きるだろう。
とにかく政府は国民に良い事をした、市町村は黙って言われた通りにしなさい、といった感じだ。これが国の自治体に対する基本的なスタンスであり、今回それがものすごく分りやすい形であぶり出されたといって良いだろう。
だが、あとに残るのは歴史に残る大愚行という評価だけではないだろうか。

国民の側も、基本的にもらえるものはもらって悪い気はしないものだが、年金問題やら医師不足やら格差社会やらの問題があるのにそういうことしかできないことを情けなく感じているし、すでに財政は借金だらけなのにこんなことをして、いずれこのツケが回ってくると分っているから素直に喜べない。

一方で高額所得者を線引きするとかしないとか言いつつ高額所得者への課税を強化するという話が出たり、とにかくバラまきたい、ウケたいという一心で、後は市町村でよろしくというところがなんとも情けない。

横浜市の中田市長が言っていたが、こういう時に住基ネットを使った本人確認で支給するとか、これまでの国の政策との一貫性を持たせることをすべきなのだが、縦割り組織の中でそういったことは少しも考慮されないというのが実情だろう。

あるいは、総選挙を実施して、投票所で投票を終えた人に引換券のような形で支給するというのもありだろう。そうすれば本人確認と支給の手間は非常に簡単になる。
投票率は過去最高を記録するだろうし、意外と自民の票も伸びるかもしれない。そうすれば愚行に終わらない、むしろグッドアイデアとして記憶されることだろう。

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