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2007年5月30日

2007/05/30

温暖化対策をどう進めるか

 温暖化対策のためにCO2を削減しようなどといっても、我々個々人は常に、より便利で快適な生活を求めるし、経済や世の中のシステム自体がそれを肯定し、それを原動力として動いている。
CO2削減の努力はその流れに逆らう性質のものであるだけに、これから快適さを手に入れようとしている発展途上国での排出量の増加は特に必至だ。
我々先進国では、単にこれ以上の快適さを求めるのではなく、エネルギー効率の良い社会・生活様式に変えて行く義務がある。

ところが、かつて石油危機の時に日本は省エネ技術を開発して社会変革を成し遂げたものの、今度の温暖化という危機では、原油価格の上昇による生活必需品の価格高騰といったような明確な影響が日常生活に生じるわけではない。その中で一体何を原動力として再度の社会変革を成し遂げていくのかという「動機」の問題がそこに横たわる。
まさにゆでガエルのようにじわじわと事態が進行していき、気付けば取り返しのつかないことになっていた・・・ということになる恐ろしさがあるのだ。
それはまさに「今、そこにある危機」であるにも関わらず「気付きにくい危機」である。

よってこの問題はそんな漠然としたものに対してどれだけ我々が費用を負担できるのか、どれだけ生活様式の変化を受け入れられるのか、といった個々人の意識、意志の問題に行き着く。
企業や行政にも大きな責任があり、そこで意思決定に関わる人達の意識と意志が問われる。

しかし、気付きにくく、実感しにくい問題だけに、この問題を理解している人は声を大にして啓発・啓蒙しなければならないだろう。

この件についてはここにうまく書かれているので紹介。
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/nakagami/02/03.shtml

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