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2007年2月12日

2007/02/12

不都合な真実

小さい劇場だったが、夜遅い回なのに、満員だった。
アル・ゴアの英語も聞き取りやすく、アメリカンジョークも随所にあって、なかなか見応えのある作品だった。マイケル・ムーアのボウリング・フォー・コロンバイン以来よく出て来る、アメリカの内部告発、体制批判の流れに乗った、告発・啓発・啓蒙映画だ。

しかし温暖化の問題については、アメリカは本当に遅れている。映画の最後に地球を守るための「標語」みたいなものが出るのだが、われわれとしては当たり前みたいなものだが、彼らにとっては新しくやってきた有り難い教えみたいに感じられるのではないだろうか。

そして映画の中で紹介されていた一つの事実。それは温暖化が人為的なものであることに疑いを持つ研究者はいないのに、マスコミでは半数以上が疑いを持っていると報道していたこと。
自分もこれに騙されていた一人だ。マスコミの責任は非常に大きい。自分らに都合良く真実をねじ曲げて発表したことを、ただ垂れ流すだけといったそんな報道の仕方で良いのだろうか。

さてその標語、日本に合ったものを挙げるなら「レジ袋・割り箸はもらわないようにしましょう」「クールビズ・ウォームビズを実行しましょう」といったことになるかもしれない。

それにしてもこの暖冬、そこまで”climatecrisis”が近づいている足音のようで不気味だ。

映画に興味を持った人はhttp://www.climatecrisis.net/へ

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燃費改善義務

少し前のニュースだが、乗用車の燃費改善が義務づけられるという。

http://www.asahi.com/business/update/0203/001.html?ref=doraku

しかし車の燃費ほどいい加減な数字はない、と思わないか?

例えば「10.15モード燃費18km/l」などとうたっているクルマがあるとする。けれども実際にその燃費で走れるドライバーがどのくらいいるのだろう?
今まで四台の車を乗り継いできたが、実際に走っていてスペック値の燃費を達成した経験は皆無に近い。
特に最近は燃費の良さがウケるとあって低燃費をアピールする車が多いようだが、スペック値が高いほど実際の乗り方における達成が困難になっているような気がする。
ぜひ一度このスペック値を出している時の走行の模様を見てみたいものだ。どんなテストドライバーが、どんな走り方をしているのだろう。きっと、職人芸なんだろう。

10.15モードとは「市街や郊外での良い条件を想定した走行パターンでテストをした結果による燃費の表示方法のこと」というが、その「良い条件を想定した走行パターン」てのはどんな条件なのだ?果たしてそれは実際の公道において存在する条件なのか?

また、値は、その試験走行で得られたもののうち、ベストのものを採用しているのか?それとも平均値か?

その辺のことは全くいい加減にされていると思う。

特別なテクニックを持ったプロのドライバーによる、たまたま得られた珍しい数字をスペック値として採用したって普通のユーザーにとってはほとんど意味は無いと思う。
それよりは、任意抽出した一般のドライバーによる試験走行で得られた値というものをより現実に近い燃費として採用した方が正しいんじゃないか?

その場合の燃費を指標として、改善義務を課すなら是非ともそっちの方を改善してもらいたいね。

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