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2005/11/23

環境省3Rプロジェクト

人事体制改善については注視しています。
私は10年ほど前、I種試験で環境庁を第一志望にしていました。ところが私の試験区分では採用が無く、それでも環境分野に関わる仕事がしたかったのでダメもとで官庁訪問に行きましたが、区分を聞かれてあっさり門前払いでした。(当然と言えば当然かもしれませんが)
翌年、採用のある区分に変えて再びI種試験を受けて訪問したとき、担当の人は前年と同じでしたが、環境行政に関わる仕事がしたいというアピールには無反応で、試験順位にしか興味がありませんでした。それがその人の仕事だったとはいえ、ずいぶん寂しい思いをしました。それで次の面接にはもう行きませんでした。
民間企業だったら普通、志望者の熱意とかそういうものを多少なりとも問題にすると思いますが、霞ヶ関では試験順位しか関係ないわけです。そんな人間ばかりが集まっているところで一体何ができるのだろうと思ったのです。
当時一番感じが悪かったのは通産省でしたが、権限を持つところほど威張っていて、結局は組織の権力に集まっているだけ、そのグループと仲良くなれる同類を採用しているだけではないかとすら思いました。
そんなだから国費で留学させてもらっておいて平気で退職したり、権限維持、天下り先確保に必死になるような世界になるのだと思います。
霞ヶ関には人事部がないと誰かが嘆いていましたが、確かにそうだろうと思います。省益あって国益なしというのはまず霞ヶ関の人事の仕組みから変えていかなくてはならないと思います。
かくいう私も今は地方公務員をしていますが、地方でも人事制度の問題は似たようなものです。特に技術系と事務系の壁は厚く、職種によって仕事が限定される現状には矛盾を感じ、機会あるごとに庁内に意見していますが、これといった反応はありません。
こういった改革への動きが、今後一層その役割が期待される環境省から出てきたことは良いことだと思います。

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コメント

私も読売新聞の記事ではじめてこちらを知りました。
 このような活動は、必ずしも良い面ばかりではないと思いますが、良い面を大きくふくらませていくことは可能だと思っています。本当に期待しています。

 また、環境庁の採用時に残念な思いをされたという方に、反対?の意見です。私も約10年前、1994年にⅠ種試験を受け、1次試験を合格した後に官庁訪問をさせていただきました。試験区分によっても違うのかも知れませんが、私の場合は「順位は関係なく、要はやる気だ」と言われました。特に「残業は大丈夫かどうか」「体力には自信があるか」「英語力はどうか」ということを、多くの方に聞かれたのを覚えています。(他の省庁と比べて、少ない人数・予算で激務であることで有名でしたから、一緒に苦労を分かち合える人を選ぼうとしているという気持ちをひしひしと感じました。)

 順々に10名近い方に面接をしていただいて、最後に「最終合格したらぜひ連絡してください」と言われたのですが、結局、2次試験は不合格で、私も地方自治体の環境部局に収まりました。

 ということで、化学職に関して言えば、他の省庁と比べて、「仕事への熱意」重視であったと思います。きっと、そのようにして入庁されたやる気のある皆さんが、このような活動を始められて、環境省を改革しようとしているのでしょうね。頑張ってください!!

投稿: koba | 2005/11/24 19:55

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